ある生徒の初挑戦2016/3/29
ある生徒の初挑戦
送別会とか歓迎会とかは春の行事の一つでもありますネ。
その中でまだ稽古初めて一年過ぎたでしょうか、ご自身の学びの中からご趣向を凝らし上司に薄茶を振るまい送別のおもてなしを致しました。
ご亭主の感想はこうでした。送別会のほんの一コマに過ぎませんでしたが場所は会議室です。
そうは言っても、私にとってはされど30分、その瞬間まで長い道のりでした。
注文した竹の蓋置きは、当日ぎりぎりに会社宛てに届いたのですが、
一双の蓋置き・・・って、一体どっちが、風炉用なのかわからず、焦ってネットで調べたり(笑)
風炉先屏風(←リサイクルで買いました)には、上下はあるのかと悩んだり、
そして畳の目の直線と等間隔の網目が、どんなにありがたいものなのか、実感しました。
畳の代わりの敷物にしたホットカーペットカバーには、曲線ステッチがあるのですが、
見慣れないことと、線が曲がっているので、どこが基準なのか動くたびに微妙にずれてしまい、居前が厳しかったです。(苦笑)
また、先生の寄せ書きとのお話からヒントをいただき、このプチ茶会に賛同してくれた他の二人にもお願いして
その時の思いを漢字一文字でそれぞれ書きました。
それらを張り合わせての即席「掛け軸」を作成したところ
席の開始後、客側の上司達から茶室での掛け軸の意義や、趣向について質問が続き、座が盛り上がりました。(添付写真の壁)。
「抹茶ってこんなにおいしかったんだ」
「おかわりが欲しい」
「お酒を飲んだ口に合う」
「こんな空間と時間は人生で、たぶんこれが最初で最後だな」
一服のお茶にこめる心。
亭主の気持ちが少しわかったような貴重な経験となり、初心者の私には大役でしたが、やって良かったと思いました。最後に、みんなで握手をして、拍手をして「特別感のある、一生の思い出に残る会」となりました。
世界大都市屋上めぐり…… その22015/10/26
世界大都市屋上めぐり…… その2
露地の中にこのカメラが降りてきて自由に撮影が出来る仕掛けだ。

稽古は少し横に置いて彼らの仕事ぶりが気になる。
世界大都市屋上めぐり……の撮影2015/10/26
世界大都市屋上めぐり……の撮影

パリ、ニューヨーク、東京、イスタンブール、ブエノスアイルスの屋根の上
そこで出会う様々な驚くべき都市の情景、状況、雰囲気を生き生きと描くシリーズ


東京編一部では落水庵の屋上に設えている露地と茶室とそこを使って稽古している状況を撮影協力いたしました。
フランスのテレビ局、ジェディオンプログラム&アルテが企画し、NHKが共同制作する番組でした。

スタッフの皆様も懸命に撮影に当たりフランス人から見た露地と茶室がどのように映るか興味深いところです。
私たちもまたとない貴重な実践経験が出来とてもお勉強になりました。
放映は来年11月頃の予定で日本放映は未確定のようです。
この写真は休憩時間に薄茶を差し上げた時でご自由にお召し上がりを申し上げましたらこのポーズななりました。
豪快な飲みぷっりで~すねぇ。場所はエレベーター屋上の上でした、主に露地の撮影はこの場所からでご自慢のカメラ機器を側に従えて格好いいです!

茶道の勝手仕事「ねじりはち巻き」2015/8/27
茶道の勝手仕事「ねじりはち巻き」
4月過ぎから初夏の日差しが感じられてくると炉中の火も暑苦しくなってきます。
そろそろ炉灰を上げて炉壇を閉めてしまいます。

この灰の燃えカスなどのごみを篩って手入れをし。番茶をコーヒー色のように濃く煮出して灰に煉りこみます、(ちょうど左官のセメントを練り上げるような感じで)
樽に入れ冷暗所に置き自然乾燥させます。

炉開きの季節を迎える頃、この固く引き締まった樽の灰を掻き出して篩い炉中に入れたり撒き灰として使う
煉りあげるのも篩にかけるも力仕事になるが年々灰の色が赤みを帯びた古色でしっりとしてくる
仕上がりの美しさに魅せられて毎年ねじりはちまきで頑張る!
風炉の稽古2015/6/24
風炉の稽古
夏季の稽古は釜も小さく炭も小さく熱気を感じさせないようにしながら
必要な釜のわき加減に気を使う。

釜に入る量も小さくなり、釜の湯をくみ出す柄杓も小さくなります。
濃茶5人分の時はくみ出す湯と茶碗に入れる量に神経を集中してしっかりと柄杓の柄を持つ!
この細くて長い柄、その先には湯がたっぷり入っている。
しっかり安定してふらつかないで持つことは簡単な所作と思うが「はい、そうですか、わかりました」とはいかない、稽古が必要になる。
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